Lesson 0 リンゴだと、僕は知っていた。
私は加藤健。東京生まれの東京育ち、24歳だ。
自己紹介は言うまでもないだろう。
中学生のとき。
教科書にのる俳優の求人に親が勝手に応募した。
私は、受かった。
テラス◯ウスのように、3年間グローバルの学校で過ごす資格を得た。
St, New Crown入学が決定した日だった。
嬉しかった。あのあだ名がつくまでは。
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4月。入学式が終わり、だいぶクラス間でも
仲良しグループが出来始めた頃だった。
もちろん、ぼくは英語ができなかったので
最初の頃友達がいなかった。
中学校1年生でなんでそこまではなせるんだっていうくらい
みんな話せていた。
中国人で聡明なヤン・メイリン。
いつも快活で、ムードメーカーのムカミ・カマウ。
八方美人のクソ勘違い女だった田中久美。
素晴らしいメンバーだった。
そして、その頃のクラスの中心が、トム・ブラウンだった。
ぼくは、どうしても彼の友達になりたかった。
1年分の勇気を振り絞って、ぼくは震える手を必死に伸ばしながら
こう話しかけた。
Is this a pen?
(ペンかな、これ。)
トムは振り返った。
生ゴミを見るような、突き刺すような目で僕を見ながらこういった。
No, it's an apple.(はぁ?何言ってんだよ。これリンゴだよ。)
そう。見ればわかる。
ぼくは、何も言えなかった。
以来、私のあだ名は
"ペン"になった。
ボールペン。
シャープペン。
ペソ。
ペンタックスにペンギン。
「ペンはペンでも折れないペンはなんだ?」
「加藤ペン」
まぁいい。昔の話だ。
その後、けん玉チャンピオンとしてアメリカにけん玉ブームを巻き起こし
国内有数の大学に入ったあと、
先を見据えて、ベンチャーにはいった。
つまり、私はベンチャーのWeb制作会社の新人として働いているわけだ。
私はいま、深夜のオフィスでこうしてブログを書いている。
これからこのブログで話す中身は、嘘のようで本当のような、
自分を勇気付けてくれた数々のストーリーだ。
サクセスストーリーではない、
どちらかというと、泥臭くて、悔しくて、仕方のなかった話の数々だ。
マネジメントや教育というと難しく聞こえるが
どうやって、
・人にモノゴトを伝えるか
・自分に有利なようにモノゴトを進められるか
・世の中のシアワセを説明するか
について書いていこうと思う。
おっと、上司がよんでいるようだ。
少しだけ席を外さなければ。
次の話はまたあとで。